日本HPとUBIC、企業や官公庁向けのデジタルフォレンジックワークステーションを提供

　日本ヒューレット・パッカード（以下、日本HP）とUBICは30日、デジタルフォレンジック分野で協業すると発表した。協業に基づき、UBICのフォレンジックソフトウェア「AccessData Forensic ToolKit 2.0」をHPのワークステーションにバンドルした「フォレンジックワークステーションモデル」2種の提供を開始する。

　両製品を組み合わせることで、汎用PCのハイエンドモデルでは実現できなかった高速で安定的な調査・解析を行うことが可能になったという。

　両社は本協業により、企業や官公庁におけるデジタル犯罪捜査のニーズに応えていく。

　参考価格はインテル Core2 Duo T9300/T8100プロセッサ搭載のモバイルワークステーション版が250万円から（初年度保守込み）、インテル Xeon プロセッサーを2基搭載可能なxw6600やインテル Core2 Quad/インテル Core2 Duoを搭載したワークステーションパッケージ版が115万円程度（初年度保守込み）。