NTTデータ、グループの新たなブランド戦略とロゴ、新組織開設を発表

　NTTデータは1日、NTTデータグループのブランド戦略を新たに策定した。新ブランドでは、「変革」が強調されており、顧客の変革を実現する「変革パートナー」として、変革の構想、実現、活用の3つを軸としたサービスを提供するという。

　具体的には、従来からのNTTデータグループの強みである「システム開発（Solution Developing：つくり）」に加え、変革の構想をつくり上げる「変革コンサル（Innovation Designing：上流）」、システム構築後の活用を行う「システム活用サポート（Performance Driving：活用）」の3つを核に、「3D Value Cycle（スリーディ・バリューサイクル）」という価値モデルを提供していく。

　本発表に合わせて、コンサルティングビジネスの推進組織を新設し、M&A含めて人材のリソース確保、コンサルティングのナレッジやメソドロジーの整備・共有化、グループ連携の強化を実施する。

　さらにNTTデータグループ全体で、自ら担当しているプロジェクトに限らず、グループ全体、社会全体への「貢献主義」を掲げ、人事評価制度などにも反映させていくという。