野村総研、他システムとの連携、コスト低減を実現する企業内ポータルサービス提供

　野村総合研究所は4日、フルオープンソースの企業内ポータルソリューション「OpenStandia/Portal」の提供を開始すると発表した。企業内ポータルは、現在多くの企業で導入されているが、さまざまな課題を抱えるケースも増加している。主な課題として、企業内ポータルと他の社内システムとの連携や保守管理費の負担増などが挙げられる。

　野村総研では、今回のソリューションはこういった課題に対応するものとしている。

　「OpenStandia/Portal」の特徴は、Javaベースのポータルであり、他システムとの親和性が高く連携が容易。オープンソースで構成のため、システムコストを大幅に削減可能。全社ポータルページの他に大企業の複雑な組織体系や、委員会、プロジェクトといった部門横断型の組織体制にも対応可能な柔軟なグループの定義とアクセスコントロール機能を提供。部や課、委員会、プロジェクト単位でポータルページも設置できる。CMSや掲示板、カレンダーやブログ、ファイル共有など30種類以上の機能をあらかじめ用意といった特徴が挙げられる。