北名古屋市、全職員440名にシンクライアント端末を配布

　北名古屋市は平成18年、師勝町と西春町が合併して誕生した。同システムは、市役所の全職員440名にシンクライアント端末「US100」を配布し、セキュリティ強化や運用管理工数の削減を実現する。

　サーバ上に利用者毎に異なるPC環境を仮想化かつ集約して稼動させ、CPUなどサーバのリソースを利用者の負荷に応じて自動的に割り振る。仮想PCサーバ、統合管理サーバ、統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」、VMware社の仮想化基盤ソフトウェアを中核としている。なお、仮想PCサーバにブレードサーバ「SIGMABLADE」を採用している。

　また、同環境への移行に際し、既存の業務環境をそのまま継承。利用者の使い勝手を損ねることなく、移行を実現しているという。