- 2026/10/02 05:26 掲載
米クラウドフレアがデータ分析基盤「Basin」正式提供、Iceberg採用で転送料をゼロに
Basinは、データレイク向けのオープンなテーブル形式「Apache Iceberg」と、同社のオブジェクトストレージ「R2」を土台とする3製品で構成する。「Basin Pipelines」(旧Cloudflare Pipelines)はWorkersやHTTPなどからイベントを受け取り、SQLで変換してIcebergテーブルやR2上のファイルとして書き込む。「Basin Catalog」(旧R2 Data Catalog)はIcebergのメタデータを管理し、テーブルの保守を自動で行う。「Basin SQL」(旧R2 SQL)は、Icebergテーブルを直接検索する分散型のSQLエンジンだ。
ベータ版からの強化点として、Basin Pipelinesは1ストリームあたり最大毎秒3GBの取り込みに対応した。Basin Catalogにはテーブルごとのコンパクション(小さなファイルの統合)方針の設定や、古いスナップショットの自動削除などを追加。Basin SQLは190を超える関数に加え、テーブル結合やウィンドウ関数を扱えるようになった。
同社が強調するのは、オープン性と低コストだ。データはIceberg形式で保存されるため、PyIcebergやDuckDB、スノーフレイク、Apache SparkといったIceberg対応のエンジンから読み書きでき、特定ベンダーへの囲い込みを避けられるという。R2はデータの外部転送料(エグレス料金)がかからず、他社のクラウドからでもデータを取り出しやすい。料金は従量課金で、時間単位の課金はないと説明している。
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