- 2009/03/16 掲載
NEC、音声認識技術を用いた「講演録作成支援サービス」をSaaSで提供
本サービスは、議事録作成支援ソフト「VoiceGraphy」をもとに、それをSaaS型で提供するというもの。セミナーでの講演やQ&Aの音声をネットワーク経由でテキスト化し、講演録のドラフトを自動で作成できる。さらに、利用者は文字化されたドラフトの確認したい箇所の音声を再生しながら編集できる。
講演録はブラウザベースで参照でき、関係者間での情報共有も行える。講演資料から専門用語を登録することで、固有の組織名や商品名などでも音声認識が可能となる。
サービス化にあたって、NEC矢野社長が行った年頭訓示、創立記念講演、ビデオメッセージ、iEXPO&ユーザーフォーラム エグゼクティブセミナーなどに適用し、講演録作成時間の半減、講演録の正確なテキスト化を確認できたという。
新サービス提供価格は、3万円(税別)から。今後3年間で約3,000件の利用を見込む。
NECでは、音声認識に関する研究開発を続けており、耐騒音性に優れた「VoiceDo」、電話音声応答システム「CSVIEW/VoiceOperator」、コンタクトセンタ支援ソフト「CSVIEW/VisualVoice」、音声認識ミドルウェア「WebOTX Speech Recognition」、議事録作成支援ソフト「VoiceGraphy」などを提供している。
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