- 2009/07/03 掲載
米オラクル、ミドルウェア製品「Fusion Middleware 11g」を発表
Fusion Middlewareは、アプリケーションサーバやBI、BPM、ESB、ECM、ERP、CRM、コラボレーションといった各種アプリケーション製品群をまとめたブランド名。
今回発表された11gは、「Oracle SOA Suite 11g」「Oracle WebLogic Suite 11g」「Oracle Identity Management 11g」「Oracle Development Tools」の5つのスイート製品から構成される。
「Oracle SOA Suite 11g」は、BPMなどのビジネスフロー構築をはじめ、システム間連携を実現するための、SOAスイート製品。
「Oracle WebLogic Suite 11g」は、買収したBEA Systemsのミドルウェア製品「WebLogic」をベースにした製品。新たに信頼性向上やスケーラビリティ(パフォーマンス)を高める機能が加わった。
「Oracle WebCenter Suite 11g」は、企業内の各種ポータルサイトの構築を実現するスイート製品。SNSやブラウザベースのウェブサイトカスタマイズツールなどが含まれる。
「Oracle Identity Management 11g」は、統合認証管理スイート。複数ベンダーのWebサーバやアプリケーションのシングルサインオンを実現したり、コンプライアンスに基づいた認証システムを提供する。
「Oracle Development Tools」は、、オラクルの各種アプリケーションを統合するツール、フレームワーク群。
各スイート製品は、同社が買収した製品群で構成されているが、新バージョンではより統合が進んだという。
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