信州大学医学部付属病院、1,000台以上の院内PCに、富士通のPC運用管理パッケージを導入

　信州大学医学部附属病院は、1,000台を越える同院内の業務端末にPC運用管理パッケージを導入した。これにより、同院の情報システム担当者は、遠隔地から電源が入っていないPCの起動やソフトウェアのアップデートを一括で実施できるようになったという。

　従来、信州大学医学部附属病院では、院内の業務用PCのソフトウェアアップデートを、診療時間外に実施しており、電源が入っていない端末は現場に出向いて起動、動作確認を行っていたという。また、日々の病院のヘルプデスクへの電話問い合わせでは、業務用PCの状況が把握できず、問題が起きた場合はシステム担当者が直接出向いて対応していた。

　今回、富士通のデスクトップPC「FMV ESPRIMO」を840台、ノートPC「FMV LIFEBOOK」を220台に加え、サーバ「PRIMERGY BX620」1台、「PRIMERGY RX100」10台、ストレージ「ETERNUS 4000」1台を組み合わせた、パソコン運用支援パッケージ「HOPE/瞬快」を導入。導入PCに搭載されたインテル vProなどの技術を利用し、PCの電源がオフの状態でも遠隔操作で業務端末を起動したり、ソフトウェアのアップデートやパッチの適用を行ったり、障害発生時の対応を行うことなどが可能になった。

　同院では富士通の電子カルテシステムソリューション「HOPE/EGMAIN-GX」を導入しているという。


訂正情報：掲載当初下記の誤りがございました。読者の皆様、関係者の皆様には謹んでお詫び申し上げます。なお、本文は修正済みです。
誤：「ETERNUS 1000」
正：「ETERNUS 4000」
誤：日比野病院のヘルプデスク
正：日々の病院のヘルプデスク