日立グループ、全世界40万ユーザーの統合認証基盤を構築へ

　日立グループは15日、世界70カ国で日立製作所を含む子会社940社において、40万ユーザーの統合認証基盤を構築したと発表した。

　日立グループでは、グループ全体のセキュリティの底上げと、グループの全体最適を目指すために、2002年より「ユーザIDの統合管理」と「アクセス管理」に取り組んでいた。統合認証基盤は、CAのアクセス管理ソリューション「CA SiteMinder」を採用。段階的に適用範囲を拡大し、現時点で既に33万ユーザーが利用しているという。

　統合認証基盤の構築により、これまで各社ごと、あるいはシステムごとに個別に定められていたセキュリティポリシーを統一でき、システムのシングル・サインオンを実現したという。