独SAP、2Qは4％の増益を確保

　ドイツのソフトウェア大手SAPの第2四半期の純利益は4億2,300万ユーロ（約600億円）で、前年同期の4億800万ユーロから4％増を確保した。ただ、欧州経済回復の遅れなどもあり、売上は10％ほど下落している。

　SAPでは今年からリストラ策を進めており、年内に2800人～3000人を削減し、従業員を4万8561人にする雇用削減を目指しているという。

　また、同社の主要製品となるERP製品では、オラクルのCEOチャールズ・フィリップス氏はすべての地域でSAPのシェアを取ったとするなど、オラクルやマイクロソフトと厳しい競争環境にある。

掲載当初、誤解を招く表現および誤りがございました。読者の皆さま、関係者の皆さまには謹んでお詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

誤解を招く表現：独SAP、2Qは4％の増益を確保も3000人のリストラ
訂正後：独SAP、2Qは4％の増益を確保

誤：SAPではリストラ策を進めており、4万8561人の従業員のうち、今年中に2800人～3000人の雇用削減を目指しているという。
正：SAPでは今年からリストラ策を進めており、年内に2800人～3000人を削減し、従業員を4万8561人にする雇用削減を目指しているという。