CTC、工場等で位置情報をリアルタイムに把握するソリューションを販売

　昨今、工場や物流の現場では、RFID等の技術を用いて現場のトラッキングデータやトレースデータをリアルタイムに把握することが求められている。

　 　CTCは、こういったニーズに応えるためエアロスカウト日本法人と提携した。米エアロスカウトの製品は、利用環境に応じて人、物の位置やイベント発生をリアルタイムに把握するためのWi-Fiを基盤としている。標準的なWi-Fi無線LANを使用し、アクティブ方式とパッシブ方式の長所を組み合わせたハイブリッド方式で、位置、存在、通過、接近情報をリアルタイムに検知、伝えるシステムを低コストで実現できるという。

　CTCでは既に社内検証はもとより、部品加工工場や構内物流でエアロスカウト社製品を使用した実証実験を行っているという。今後は、工場・物流シュミレーションシステムおよびGISソフトウェア等の位置情報システムとの連携を視野に入れて展開していくという。