CSKシステムズ、クラウド対応アプリケーション基盤「arvicioCloud」を提供

　CSKシステムズは、同社のJava EE基盤フレームワーク製品「arvicio2」を、Morphlabs社のクラウド環境向けに機能を特化したサーバである「mCloud Server」に組み込み、「arvicioCloud（アルビシオクラウド）」として提供を開始した。

　また、arvicioCloudとmCloud Serverを同時に無償で試すことができるトライアルサービスも始めている。トライアル期間は2010年3月末まで。なお、本格導入時の価格は、arvicioCloud利用料と96VM（仮想マシン）が利用できるmCloudServerで月額126万円からを予定している。

　mCloud Serverに組み込まれたarvicioCloudを利用することで、既存システムをそのままの形でクラウド環境に移行することが可能となり、既存システムのインフラ環境をクラウド技術により最適化し、インフラコストの削減にに寄与するという。さらに、アプリケーションの一時的なデータ容量の拡大に対して、柔軟なインフラの拡張が可能となり、基幹システムで実績のある機能を用いて可用性を確保する。これにより、新たな投資を最小限に抑えながら、クラウド環境の効果を実現できるとしている。