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  • 2010/10/05

【インタビュー】 3G通信が広げる、デジタルサイネージの可能性

フォーセット ブロードバンド事業本部 本部長 和泉 進氏 に聞く

フォーセットはソフトバンクモバイルの通信網を通じてコンテンツを配信する、ワイヤレスなデジタルサイネージ製品をリリースしている。M2Mの通信モジュールを組み込んだセットトップボックスやモニタ一体型など、用途に応じて選べる製品ラインアップを展開し、広告にとどまらない利用方法を提案している。今回はフォーセットを訪ね、ワイヤレス化がデジタルサイネージにもたらすメリット、それにより広がる用途について、ブロードバンド事業本部 本部長である和泉 進氏に話をうかがった。

実はこんなに得られにくい、デジタルサイネージ用に使えるネットワーク

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フォーセット
ブロードバンド事業本部 本部長
和泉 進氏
 2010年8月のグループ再編により新たな社名で再スタートしたばかりのフォーセット。「フォーセット」とは英語で「蛇口」を意味しており、既存ライフラインと同じように、情報をどこでも手軽に使えるようにしたいという思いが込められているのだと、和泉氏は語る。母体となるMPグループはコンテンツ制作、配信に古くから取り組んでおり、確かな技術とノウハウを持っている。同社が昨今力を入れているのが、デジタルサイネージの分野だ。

「従来の広告とは違い、液晶パネルなどを使うデジタルサイネージではコンテンツ配信とセットで考える必要があります。しかしコンテンツ配信のために自由に利用できるネットワークが得られない場所が、意外に多いのです。」

 和泉氏は、デジタルサイネージを取り巻く環境についてこのように説明する。すべてとは言わないが、多くのデジタルサイネージ製品はネットワーク経由でコンテンツを更新する。そのためのネットワーク確保が課題となるような設置場所が多いのだという。小売店や駅など人の集まる場所を中心に、今や街の至るところにネットワークは整備されているにも関わらずである。課題のひとつは、セキュリティだと和泉氏は言う。

「既設のネットワークはPOSや業務端末のために整備されているもので、セキュリティポリシー上、他の機器を接続できないことが多くあります。仮に可能だったとしても、ネットワークが整備されているのはオフィスエリアやレジ周辺に限られ、人が多く通りかかる場所ではなかったりします。」

 セキュリティポリシーで問題がなくても、デジタルサイネージのためにネットワーク設定を変更できず利用できない場合もある。こうした問題により既設のネットワークを使えない場合、デジタルサイネージ用に別途インターネット接続を用意する必要があるが、そこには配線の取りまわしや施工コストという新たな課題が浮上する。無線LANがという選択肢もあるが、対象フロアが広い場合にはやはりかなりのコストを負担しなければならない。メーカーであれば、取引先である小売店のネットワークを、自社の広告のために使わせてもらうわけにはいかないという事情もあるだろう。こうした課題を一気に解決し、自由な場所への設置を可能にするのが、フォーセットの3G対応マルチ・ネットワーク・デジタル・サイネージだ。ソフトバンクモバイルの3G通信網、有線LAN、無線LANのすべてに対応しているため、既設のネットワーク環境に捉われず、電源さえあればほとんどの場所に設置可能だ。

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