日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は、プライベートクラウド、パブリッククラウドが混在するハイブリッド環境におけるクラウドサービスの構築、管理を自動化するソリューション「HP Cloud Service Automation2.0（以下、CSA2.0）」を発表した。その中核となる「HP CSA Foundation Server software」を6月1日から販売開始する。

　さまざまなITの所有形態が混在するハイブリッドクラウド環境においては利用者のITリソース要求を適切に管理することが必要となる。CSA2.0は、マルチベンダー環境でのネットワーク、サーバ、ストレージ、アプリケーションのプロビジョニングを行え、ハイブリッドクラウド環境におけるITリソースの管理、制御を通じて最適なリソース調達を可能にするソリューション。利用者からのITリソース要求は、CSA2.0のサービスポータルから一元的に管理することができ、パブリック、プライベートクラウドにまたがった複数のITリソースのオーケストレーションを適切かつ自動的に行うことにより、最適なコストでのサービス提供を可能にするという。