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  • 2012/06/26 掲載

国内CMS市場シェア：企業Webサイトはマーケティングツールへ進化、前年比14.3％増に

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国内WCM（Web Content Management）市場の2011年度の出荷金額は32億円で、前年度比14.3％増の高い伸びを示した。企業のWebサイトは単なる情報提供のツールからマーケティング・ツールへと進化しており、重要性が年々高まっていることが背景にあるという。
　アイ・ティ・アール（以下、ITR）は26日、ECM（Enterprise Content Management）、文書管理、WCM（Web Content Management）、IRM（Information Rights Management）、全文検索ソフトウェア、ワークフローの6つのコンテンツ管理関連の各市場の2011年度の市場動向と、そのうちWCM市場はベンダーシェアを合わせて発表した。

　ECM市場は、2011年度の出荷金額は前年度比13.8％増と二桁の伸びとなった。また、文書管理市場は、2011年度は同1.9％の微減となった。IRM市場は、2011年度は同15.1％減に縮小となったが、2012年度は好転する見込み。全文検索ソフトウェア市場は、2011年度は同9.4％増、Webサイト全文検索用途が拡大した。ワークフロー市場は、2011年度は同10.7％増と、安定した成長を維持した。

企業におけるWebの重要性が高まる

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