- 2022/11/29 掲載
12月のロシア産原油EU禁輸でタンカー運賃は上昇へ=マースクCEO
インガースレフ氏は、欧州諸国などが代わって中東などから買い付けをするようになり、長距離タンカーの引き合いが強まると予想した。ロシアにとっても新たな買い手が必要になると指摘。ロシア産原油の需要が好調なため輸入国は見つかるとしても、ロシアの近くではなく遠い航路が必要になる国々になるとし、タンカーを長く確保する需要が増すとみている。
主要7カ国(G7)を中心に、保険会社などの取り扱うロシア産石油の価格に上限を設定しようとしていることについては、タンカー運賃がどうなるかは実際の上限導入の結果を見極めて判断する必要があるとした。
タンカー運賃を巡っては、業界アナリストも原油と石油製品の双方で運賃高止まりが続き、物価をさらに押し上げるとの見方になっている。
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