• 2022/11/29 掲載

12月のロシア産原油EU禁輸でタンカー運賃は上昇へ=マースクCEO

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 28日 ロイター] - 世界的な海運大手マースク・タンカーズのクリスティアン・インガースレフ最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、欧州連合(EU)が12月5日からロシア産原油の海上輸送の輸入を禁止し、来年2月5日からロシア産石油製品の輸入も禁止することで、タンカー運賃高騰にはさらに拍車がかかる可能性が高いとの考えを示した。

インガースレフ氏は、欧州諸国などが代わって中東などから買い付けをするようになり、長距離タンカーの引き合いが強まると予想した。ロシアにとっても新たな買い手が必要になると指摘。ロシア産原油の需要が好調なため輸入国は見つかるとしても、ロシアの近くではなく遠い航路が必要になる国々になるとし、タンカーを長く確保する需要が増すとみている。

主要7カ国(G7)を中心に、保険会社などの取り扱うロシア産石油の価格に上限を設定しようとしていることについては、タンカー運賃がどうなるかは実際の上限導入の結果を見極めて判断する必要があるとした。

タンカー運賃を巡っては、業界アナリストも原油と石油製品の双方で運賃高止まりが続き、物価をさらに押し上げるとの見方になっている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます