- 2023/02/20 掲載
中国、商業銀行資本・リスク管理評価の精度向上へ
「リスク測定の精度を継続的に向上させ、銀行が実体経済によりよく貢献できるよう導く」ことを目的とした改正規則案を発表。銀行セクターをグローバルスタンダードに近づけ、金融機関を事業規模とリスクレベルに応じて3つのグループに分類することが柱だ。
資産規模が比較的大きい、または比較的大きなクロスボーダー事業を展開している金融機関はより厳しい資本要件の対象となり、規制当局により多くの情報を開示しなければならなくなる。
さらに、銀行の住宅ローン融資に対するリスクエクスポージャーを測定するため、不動産の種類、返済原資、資産総額に対する融資の割合など、より具体的な要素が含まれることになる。
新規則の実施でも銀行部門の自己資本比率はおおむね変わらないものの、一部銀行の比率は若干変わるという。
2024年1月1日の発効に向け、パブリックコメントを求めている。
PR
PR
PR