• 2023/03/03 掲載

米新規失業保険申請、2000件減の19万件 雇用減速の兆候見えず

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が2日に発表した2月25日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2000件減の19万件となった。申請件数は7週連続で20万人を割り込んだ。労働市場が引き続き強いことを示し、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化する可能性がある。

ロイターがまとめた市場予想は19万5000件だった。

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「ここ数カ月、ハイテク企業の大量解雇に関するニュースが伝わっているものの、人員削減は限定的で、雇用市場の悪化を示す新たな兆候は見られない。FRBは利上げによって需要を減速させるという決意を固めるだろう」と述べた。

また、シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「退職金によって失業給付を受ける資格がない、あるいは他の理由で給付を申請しない賃金の高い労働者の解雇が、新規失業保険申請で完全には把握できていない可能性がある」との見方を示した。

エコノミストらは、データから季節変動を除外する季節調整係数によって申請件数が低く抑えられているとも受け止めている。2023年の季節調整係数は3月末に更新される。

2月18日までの1週間の継続受給件数は前週比5000件減の165万5000件。政府が2月の雇用統計の失業率を把握するために調査した期間と重なっている。

1月の失業率は3.4%と53年8カ月ぶりの低水準だった。エコノミストらは2月の非農業部門雇用者数の前月比増加幅は1月の51万7000人から減速するものの、力強い伸びを示すと予想している。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます