- 会員限定
- 2025/05/29 掲載
【Copilot Chat】はこう使う!進化した“最強エージェント”との組み合わせを徹底解説
連載:Copilot for Microsoft 365で変わる仕事術
1983年生まれ、秋田県出身。2010年に自社のMicrosoft 365(当時BPOS)導入を担当したことをきっかけに、多くの企業に対してMicrosoft 365導入や活用の支援をはじめる。Microsoft 365に関わるIT技術者として、社内の導入や活用の担当者として、そしてひとりのユーザーとして、さまざまな立場の経験から得られた等身大のナレッジを、各種イベントでの登壇、ブログ、ソーシャルメディア、その他IT系メディアサイトなどを通じて発信している。
Copilot Chatとは? どのユーザーが使える?
Copilot Chatとは、Microsoft 365に搭載された生成AI(Copilot)機能の1つで、チャット形式で対話しながら業務を支援するツールです。以前から提供されていたツールではありますが、2025年1月にエージェント機能を取り入れ、Copilot Chatという新たなサービス名が設けられました。すべてのMicrosoft 365ユーザーが利用可能なCopilot Chatですが、追加コストなしで利用できるのは、Web上の情報へのアクセスに限定された機能のみとなります。
Copilotの特徴かつ最大のメリットともいえる、Microsoft 365内のデータへのシームレスなアクセス機能については、Microsoft 365 Copilotライセンス、または、従量課金制に基づく追加コストが必要になります。
チーム全体が強くなる「プロンプト共有」
直近数カ月におけるCopilotのアップデートにおいて注目すべき点は、利便性の向上を目的とした「共有」や「共同作業」に関する機能が拡充されたことです。たとえばCopilot Chatでは、ユーザーが役に立ったと感じるプロンプトを、他の同僚やチームへ即座に共有できる機能が追加されたほか、自身の保存済みプロンプトを、あとから簡単に共有することも可能となりました。
さらにMicrosoft 365 Copilotライセンスを持つユーザーには、Microsoft Teamsに「プロンプト」アプリが追加され、チーム単位でのプロンプト共有ができるようになりました。Copilotを積極的に活用するユーザーが、他のユーザーの利用促進を支援できる仕組みが整備され、組織全体でのCopilot活用の促進にとても役に立つ機能です。
チーム全体の“Copilot活用力”を底上げする機能はこれだけではありません。次ページ以降では、さらなる有益機能や、新たに発表された“超優秀Copilotエージェント”、そして検索に特化した新機能などについて、詳しく解説していきます。 【次ページ】Copilot Chatの“さらなる有益機能”とは?
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR