• 2023/03/22 掲載

銀行巡る混乱、投資家心理に大打撃=BofA調査

ロイター

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[ロンドン 21日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の月例調査で、今月の米銀行を巡る混乱と景気後退懸念の再燃を受けて投資家の信頼感が過去20年間で最低水準に落ち込んだことが示された。

BofAが独自に作成している投資家の不安度を示す「金融市場リスク指標」は7.7に跳ね上がり、リスク水準が劇的に悪化したのを示した。ウクライナ紛争を背景に2022年に急騰した際をわずかに下回ったものの、金融危機と新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の両方のピーク時を上回った。

調査は米中堅銀行のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻後に実施し、今月19日のスイスの金融大手クレディ・スイス(CS)の同業大手UBSによる買収決定より前だった。

欧州のファンドマネージャーはとりわけ悲観的だ。

調査はUBSによるCS買収決定前だったものの、3分の1近くが「システム上の信用イベント」が市場にとって最大のリスクだと回答した。わずか8%だった今年2月から急上昇した。

インフレは9カ月ぶりにリスク要因のトップから外れた。米国の「シャドーバンキング」部門が最も可能性の高いリスク要因として挙げられた。

また、景気後退とスタグフレーションに陥るリスクがあるとの見方も再び高まった。

ドイツ欧州経済センター(ZEW)の月例調査も、投資家心理が大きく落ち込んだことを示した。

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