- 2023/04/28 掲載
ファミマとドンキ、顧客データで提携=購買行動分析、広告に活用
ファミリーマートと「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は28日、互いが保有する顧客データを活用し、共同で効果的な広告配信基盤をつくることで合意したと発表した。顧客データのID数は両社合わせて3千数百万規模になる見通し。
顧客データは、スマートフォンなどから得られる「広告ID」と呼ばれる匿名データを利用。ファミマは約2900万の広告ID、PPIHは約1100万のアプリ会員を抱えており、合わせると国内最大級の広告ID数になるという。データ管理はファミマやNTTドコモなどが出資するデータ・ワン(東京都千代田区)が担う。
得られた購買データや商品情報を用いて、より顧客のニーズに合った広告を制作。両社の店舗内のデジタル看板などに配信し、販促強化を狙う。
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