- 2023/05/09 掲載
午後3時のドルは134円後半で一進一退、米債務上限問題など警戒
ドルは134円後半から135円前半の狭いレンジ内で一進一退。実需の売買を除くと「注目の米CPIを控えて、積極的な売買は見送られ気味」(FX関係者)といい、他の主要通貨にも大きな動きは見られなかった。
中国で発表された4月のドル建て輸出は前年比8.5%増と予想の8%を上回った一方、輸入が7.9%減と予想の横ばいを下回った。市場では「中国国内の景気回復が依然としてまだら模様であることを示した」(外銀)との声も上がったが、中国株は小動きで反応は乏しかった。
バイデン米大統領は日本時間10日午前5時から議会指導部と会談し、債務上限について協議する。米財務省は先に、上限が引き上げられなければ、6月1日以降に政府の債務支払いが履行できなくなるとの見通しを示している。
市場では、期限に向けて「経験則的には円やユーロ、スイスフランなどの経常黒字国通貨に対してドル安になる傾向がある」(シティバンク)との指摘が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 134.87/89 1.0992/96 148.27/31
午前9時現在 135.07/09 1.0995/99 148.53/57
NY午後5時 135.08/11 1.1004/08 148.67/71
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