- 2023/05/09 掲載
任天堂、2期連続で減収減益=スイッチ販売減―23年3月期
任天堂が9日発表した2023年3月期連結決算は、純利益が前期比9.4%減の4327億円となった。過去3番目の高水準ながら、売上高も減少しており2期連続の減収減益。半導体不足を背景に家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産が停滞し、販売台数が22.1%減の1797万台にとどまったことが響いた。
スイッチの24年度の予想販売台数は1500万台を見込む。オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は「発売から7年目に入り、これまでと同じようなペースで販売を伸ばし続けていくことは難しい」と説明。一方で、新作ソフトの投入により「まだまだ多くの方に遊んでもらうことは可能だ」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕オンラインで決算記者会見をする任天堂の古川俊太郎社長=9日(同社提供)
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR