- 2023/05/09 掲載
中国乗用車販売、4月は前月比+2.1% 値下げ効果薄れる
値下げやインセンティブによる刺激効果が薄れ、成長ペースが鈍化したことが浮き彫りになった。
新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)で生産と販売が混乱した前年同月との比較では54.5%増加した。
1─4月の販売は前年同期比1.4%減の598万台。
完全電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車を含む新エネルギー車(NEV)の4月の販売台数は前月比3.6%減少。NEVは4月の乗用車販売全体の32%を占めた。
NEVの市場シェア首位は比亜迪(BYD)で37%。米テスラのシェアは7.6%だった。
今年は40以上のブランドがテスラの開始した値下げ競争に参戦。CPCAは消費者が大幅な値下げを期待して購入を先送りしていると指摘していた。
テスラはその後、5月に中国などで値上げを実施。CPCAは9日の会見で、テスラの値上げにより、消費者の様子見姿勢が薄れ、市場全体の安定に寄与するとの見方を示した。
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