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  • 米インフレ高すぎる、政策決定に金融情勢を注視=NY連銀総裁

  • 2023/05/10 掲載

米インフレ高すぎる、政策決定に金融情勢を注視=NY連銀総裁

ロイター

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[ニューヨーカー 9日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は9日、インフレ率は依然として高すぎるとの見方を示すと同時に、連邦準備理事会(FRB)の金融政策を決定するに当たり、このところ見られた銀行部門に対するストレスで経済にどのような影響を及ぶか注視すると述べた。

ウィリアムズ総裁はニューヨークのエコノミック・クラブでの講演で「物価安定を回復する軌道に乗っていると確信している」とし「データの全体像と、それがFRBの目標達成に何を意味するのか監視していく」と述べた。

その上で「一部の財やコモディティに加え、労働に対する需要も徐々に冷え込んでいる兆候が出ているが、全体的な需要は供給を上回り続けている」とし、物価上昇圧力は依然として「高すぎる」と指摘。FRBはインフレ率を目標とする2%に戻すことに引き続き注力していると語った。

FRBは2─3日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定。利上げ停止の可能性を示唆すると同時に、信用状況などの経済リスクを注視する姿勢も示した。

ウィリアムズ総裁のこの日の発言は同FOMC後で初めてとなる。

FRB当局者は全般的に、3月に始まった銀行部門に対するストレスは最悪期を脱したとの見方を示している。ウィリアムズ総裁は、金融政策の将来を考える際、銀行部門のストレスの余波が極めて重要な意味を持つとし「特に信用状況の変化と、それが成長、雇用、インフレの見通しに及ぼす影響を注視する」と述べた。

ウィリアムズ氏は、米国のインフレ率は年内に3.25%に低下し、2025年までに目標の2%が達成されると予想。今年の米経済は緩やかに成長するとの見方を示したほか、失業率は4月の3.4%から年内に4.0─4.5%に上昇すると予想した。

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