- 2023/05/16 掲載
NY外為市場=ドル5週ぶり高値から下落、債務上限問題を注視
[ニューヨーク 日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。序盤には5週間ぶりの高値を付けたが、その後は先週の上昇を受けた利益確定売りが出た。投資家は米連邦債務の上限引き上げを巡る報道を注視している。
ドル指数は0.3%安の102.40。序盤には一時5週ぶり高値となる102.75を付けた。
5月のニューヨーク州製造業業況指数は42.6ポイント低下し、マイナス31.8となった。これを受けてドルは急落した。
FXコンサルティング会社クラリティーFX(サンフランシスコ)のディレクター、アモ・サホタ氏は「市場は米国の債務不履行(デフォルト)を回避する方法について明確なシグナルを待っている。市場の重要な水準が崩れたとは思わない」と述べた。
バイデン米大統領は17日にアジア歴訪に出発する前に、16日に連邦債務上限を巡ってマッカーシー米下院議長(共和党)と協議を行う。マッカーシー下院議長は議会とホワイトハウスの見解にはなお「大きな隔たりがある」と述べた。
ユーロ/ドルは0.2%上昇し、1.087ドル。ドル/円は0.3%高の136.06円、ポンド/ドルは0.7%高の1.2527ドル。
ドル/円 NY終値 136.11/136.13
始値 136.12
高値 136.23
安値 135.72
ユーロ/ドル NY終値 1.0872/1.0876
始値 1.0877
高値 1.0890
安値 1.0864
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