- 2023/05/16 掲載
リスク管理は適切=破綻米銀元トップが反論―上院公聴会
【ニューヨーク時事】信用不安に見舞われ3月に破綻した米中堅銀行2行の元経営トップが16日、米上院銀行委員会で証言する。シリコンバレー銀行(SVB)のベッカー前最高経営責任者(CEO)は「リスク管理部門の強化に取り組んできた」として、不備を問題視した監督当局の見解に反論する見通しだ。同委が冒頭発言を15日公表した。
両行が破綻して以降、元トップが公の場で説明するのは初めて。
SVB破綻の理由を巡って連邦準備制度理事会(FRB)などの当局は、急速な金利上昇リスクに対する不備を指摘している。ベッカー氏は、破綻について従業員や顧客、株主に陳謝した上で、リスク管理には人員を拡充するといった措置を講じていたと強調。問題はなかったとの認識を示した。
【時事通信社】
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