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  • 英1─3月失業率、求職増で3.9%に予想外の上昇 インフレ懸念後退か

  • 2023/05/16 掲載

英1─3月失業率、求職増で3.9%に予想外の上昇 インフレ懸念後退か

ロイター

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[ロンドン 16日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が16日発表した1─3月の失業率は3.9%と前月から予想外に上昇した。職探しをする人が増えたことが要因で、イングランド銀行(英中央銀行)のインフレ懸念が和らぐ可能性がある。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいの3.8%だった。

ONSの経済統計担当ディレクター、ダレン・モーガン氏は「1─3月は雇用と失業が共に再び増加し、特に男性で顕著だったと」と述べた。

「これは働いていない人や求職していない人の数が引き続き減少したことを意味する。ただ長期の病気のために働いていない人の数は再び増加し過去最高となった」と説明した。

ONSはまた税務当局の暫定データとして、4月の給与所得者が前月比13万6000人減と2年強ぶりに減少したと明らかにした。

求人件数は2─4月も減り続け、2021年半ば以来の低水準となった。

英中銀が注目する賃金の伸びは、1─3月は前年同期比6.7%と過去の水準と比べて強い伸びとなった。エコノミスト予想は6.8%、22年12月─23年2月は6.6%だった。

公共部門労働者の賃金の伸びが5.6%に加速し、03年以来最大となった。

ボーナスを含む賃金の伸びは、ロイター調査の予想通り5.8%だった。

EY・ITEMクラブのチーフ経済アドバイザー、マーティン・ベック氏は、今回の指標は来月の追加利上げを明確に後押しするものではなかったと指摘。顧客向けノートで「焦点は5月24日に予定されている次のインフレ指標に移った」とした。

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