- 2023/06/01 掲載
積み立て投資、利用100万人に=3年で5倍目指す―りそなHD・南社長
りそなホールディングス(HD)の南昌宏社長は31日までにインタビューに応じ、少額投資非課税制度(NISA)などを活用した積み立て投資について、2025年度までに100万人の利用者を目指す方針を明らかにした。新商品の提供などを通じ、3年で5倍に増やす計画。南氏は「人生100年時代を迎え、金融機関にとって重要な分野だ」と述べ、顧客の資産形成支援に力を入れる考えを強調した。
約652万人のユーザーを抱え、最大の取引チャンネルとなっているスマートフォンアプリ「りそなグループアプリ」の機能性や利便性の向上により、利用者の増加を目指す。また、顧客の資産形成をサポートする新商品を数カ月以内に販売する予定。南氏は「資産運用の世界に一石を投じたい」と意気込みを示した。
デジタル分野では、25年度までの3年間で約1200億円を投じる。業務改善につながる投資を拡大する考えで、南氏は「リアルとデジタルの一体化が次世代リテール金融の土台になる」と指摘した。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるりそなホールディングス(HD)の南昌宏社長=24日、東京都江東区
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