• トップページ
  • 中国とインド、5月のロシア産原油輸入量が過去最大

  • 2023/06/02 掲載

中国とインド、5月のロシア産原油輸入量が過去最大

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[シンガポール 1日 ロイター] - エネルギー調査会社の英ボルテクサと米クプラーの暫定データによると、中国とインドによるロシア産原油の輸入量が、5月に前月比約10%増の1億1000万バレルと過去最大となった。安値となっているロシア産が大量に買われた一方、中東やアフリカ産の需要が減った形だ。

ボルテクサによると、5月のインドのロシア産原油輸入量は過去最高の860万トン(6280万バレル)、中国は600万トンだった。

クプラーのデータも、インドの輸入は過去最高の6670万バレル、中国は4920万バレルと、同様の傾向を示した。

データによると、インドの製油所はウラル産やソコールなどの買い付け強化に加え、ESPO(東シベリア太平洋)原油も輸入している。

中国の製油所は、景気回復が遅れる中、原材料コストの削減や精製マージンの改善に躍起になっており、複数の大手民間製油所が今年に入ってからロシア産を購入し始めた。この数カ月はさらに量を増やしている。

船舶追跡データによると、大連北部に製油所を持つ石油化学大手の恒力石化は5月初旬、ウラル産原油73万バレルを初めて受け取った。31日にはさらに200万バレルが到着。5月にはESPO原油約371万バレルも購入した。

トレーダーは「4月以降に中国の買い付け業者からの需要が高まったのは、運賃が下がり、収益性が高まったためだ」と指摘した。

関連タグ

関連コンテンツ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます