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  • 2023/06/02 掲載

EU当局、グリーンウォッシュ監視で中間報告 「誤解招く事例散見」

ロイター

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[ロンドン 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の銀行、保険、投資の各分野の監督機関は1日、見せかけの環境対策「グリーンウォッシュ」の取り締まりに関する中間報告を公表し、EU域内ではこうした分野で持続可能性の証明について投資家に「誤解を招くような主張」が行われていると警告した。

ESG(環境・社会・企業統治)の重視を謳うファンドに大量の投資資金が流れ込んでいることから、欧州証券市場監督機構(ESMA)、欧州銀行監督機構(EBA)、欧州保険・年金監督機構(EIOPA)の3機関は欧州委員会からグリーンウォッシュに対する監視を要請された。

ESMAは報告で「調査によって、誤解を招くような主張がESGのガバナンスやリソースなど、商品や企業の持続可能性プロファイルの全ての主要な側面に及んでいる可能性があることが確認された」と指摘。チェリーピッキング(いいとこ取り)や省略、曖昧さ、誇大表現を含む中身のない主張、ESGという用語の誤解を招く用法などが広く散見されるとした。

EBAは2012年以来の分析から、域内では銀行を含む全セクターで潜在的な事例が明らかに増加していることが分かったと報告。EIOPAは、グリーンウォッシュは保険や年金などの分野で消費者に大きな影響を与えると警鐘を鳴らした。

3機関は来年5月に最終報告書を公表し、EU規則の変更の可能性について提言を行う。

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