- 2023/06/02 掲載
エクソン、技術革新でシェール生産量倍増も=CEO
同社は昨年12月、国内の主要シェール生産地であるパーミアン盆地の生産量を日量最大100万バレルとする目標を2027年まで2年間延期した。新型コロナウイルスの流行が理由。同時に5年間の技術開発プログラムを導入した。
ウッズ氏はバーンスタイン戦略決定会議で「回収量を大幅に改善する非常に有望な新技術の兆しが見え始めている」と発言。
同社のシェール資源回収率は現在10%前後だが、新たなシェール技術の第一弾では、フラッキング(水圧破砕法)で坑井の水平区間を大幅に延長し、岩に作ったフラック(割れ目)をより良く維持することで回収量を増やせる可能性がある。
同氏は「回収量を2倍にすることと、それを可能にする技術を見つけることが当社の課題だ」とし「地上にはまだ多くの石油が残されている」と述べた。
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