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  • 2023/06/19 掲載

マスク氏設立のニューラリンク、脳デバイス埋め込みで年内に初治験へ

ロイター

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[サンフランシスコ 16日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は16日、フランスのパリで開催されたイベントで、自身が2016年に設立したニューラリンクが年内に超小型デバイスを人の脳に埋め込む臨床試験(治験)を開始すると明らかにした。このデバイスを通じて脳とコンピューターをつなぎ、体が不自由になった人の意思表示や行動を支援する技術の実用化を目指している。

マスク氏は、ニューラリンクが臨床試験の対象として四肢がまひした患者もしくは半身不随となった患者を想定していると説明。具体的な人数などは示さなかったが「最初の試験は今年中になりそうだ」と語った。

ニューラリンクは先月、米食品医薬品局(FDA)から臨床試験開始の承認を得ている。

ただ複数の専門家の話では、ニューラリンクがこの試験でデバイスの人体への安全性を証明できても、商業化の許可を取得するまでには数年か、場合によっては10年以上かかる可能性があるという。

昨年初め時点でニューラリンクはFDAに1回目の臨床試験申請を行ったが、この際にはFDA側が安全上の懸念要素を指摘し、いったん却下していた。

ニューラリンクはデバイスの動物実験を巡って厳しい目も向けられている。昨年、マスク氏がFDAから臨床試験承認を得ようと従業員に圧力をかけた結果、ニューラリンクは動物実験を急いだり失敗したりして、サルやブタ、ヒツジなどを必要以上に死なせてしまったと従業員がロイターに告発した。

5月には米議会が規制当局に対して、ニューラリンクの動物実験監督委員会がこのような実験の失敗や拙速さをもたらしたかどうか調査するよう促している。

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