- 2023/08/18 掲載
H&M、ミャンマーからの調達を段階的に停止へ 強制労働増加で
H&Mはロイターへの電子メールで「慎重に検討した結果、ミャンマーにおける業務を段階的に停止することを決定した」と説明。「当社はミャンマーの最新動向を注視してきた。その上で、当社の基準と要件を満たす形で事業を運営するのは困難だと判明した」とした。
H&Mは16日には、同社に製品を供給しているミャンマーの衣料品生産工場での強制労働疑惑20件について調査していると発表。また英国を拠点とする非政府組織(NGO)は、ミャンマーでは軍事クーデター以降、賃金搾取や残業の強要を含む強制労働疑惑の事例が急増していると報告していた。
衣料品業界では「ザラ」のブランドを展開するインディテックスやプライマーク、マークス・アンド・スペンサーなどもミャンマーからの調達を停止している。
ミャンマーで衣料産業は多くの労働者を雇用しており、H&Mは39の工場から衣料品を調達している。
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