- 2023/08/18 掲載
市場下落でも米国債に資金流入継続、株は流出に転じる=BofA
EPFRのデータを引用したリポートによると、米国債ファンドには39億ドルが流入。流入は27週連続で、年間で過去最高となる勢いだ。
キャッシュにも281億ドル流入した。一方、株式は21億ドルの流出に転じた。BofAは、株式市場の底堅さが不安視されていると指摘した。
S&P総合500種指数は年初来で約14%上昇しているが、第3・四半期は2%下落し、プット/コールレシオは銀行経営不安が高まった3月以来の高水準になっている。BofAは、株価が持ちこたえられるかについて悪い兆しが出ていると指摘した。
市場心理の指標であるブル・ベア指数は4.1から4.2に上昇し3月以来の高水準。同指数は昨年第4・四半期は極めて弱気な水準だった。今年前半は極めて弱気な心理がリスク資産の追い風になっていたが、弱気ムードの後退に伴い追い風も止む可能性がある。
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