- 2023/08/22 掲載
「最大限の緊張感で」=処理水放出―東電
東京電力福島第1原発から出る処理水の海洋放出について、政府が24日の開始を決めたことを受け、東電は22日午後に記者会見を開き、処理水対策の責任者が「最大限の緊張感をもって準備を進める」と強調した。ただ、関係者らへの理解が得られたかを問われると「廃炉に向けて重い責任を果たしていくことに尽きる」と述べ、回答を避けた。
東電によると、最初は10基のタンクに入っている約7800トンを約17日間かけて海に流す。慎重を期すため、海底トンネルの手前で一部を取り出してトリチウム濃度を測定し、基準値未満だと確認するという。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京電力福島第1原発の処理水放出について、記者会見で説明する福島第1廃炉推進カンパニーの松本純一ALPS処理水対策責任者(中央奥)=22日午後、東京都千代田区
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