- 2023/10/20 掲載
全国コアCPI、9月は+2.8% エネルギー下げ拡大で2%台に鈍化
[東京 20日 ロイター] - 総務省が20日に発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は105.7と、前年同月比2.8%上昇した。燃料価格の下落が時間差を伴って波及して電気やガス料金の下落率が拡大、コアCPIの伸びは昨年8月以来の2%台に鈍化した。
ロイターがまとめたコアCPIの民間予測2.7%上昇を上回った。
エネルギー価格は11.7%下落し、前月の9.8%下落から下落率が拡大した。電気代は24.6%下落、都市ガス代は17.5%下落でともに前月より下落率が大きくなった。生鮮食品を除く食料は8.8%上昇で前月より伸びが鈍化した。
生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は4.2%上昇と、前月の4.3%上昇を下回った。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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