• 2023/11/06 掲載

ロシア石炭の輸入比率半減=セメント用、禁輸措置で―22年度

時事通信社

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セメント製造に使う輸入石炭に占めるロシア産の比率が、2022年度は前年度に比べ半減し、全体の約4分の1まで低下していたことが分かった。例年、輸入量の5割近くを占めてきたロシア産石炭だが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けた禁輸措置により、05年度以降で最低水準に落ち込んだ格好だ。

セメント各社は、石灰石などのセメント原料を高温で焼成するために石炭を利用している。このうちロシア産は14年度には51.0%と過半を占め、その後も40%台後半で推移してきた。

しかし、岸田政権はロシアに対する制裁の一環として、昨年4月にロシア産石炭の輸入を段階的に禁止すると表明。これを受け、セメント業界もロシア産からの切り替えを進めている。

セメント協会の集計によると、22年度の輸入量計651万4000トンのうち、ロシア産が占める割合は25.5%。21年度の47.7%からほぼ半減した。ただ、セメント各社はより価格の高いオーストラリア産やインドネシア産の石炭の代替調達を強いられており、業績圧迫の一因となっている。

【時事通信社】

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