- 2023/11/15 掲載
石油元売り3社、減収減益=原油価格高騰が一服―9月中間
石油元売り大手3社の2023年9月中間連結決算が14日、出そろった。ウクライナ危機に伴う原油価格の高騰が一服し、全社で減収減益となった。一方、24年3月期通期の連結業績予想は、今夏以降、再び上昇した原油価格や円安を反映し、3社とも純利益を上方修正した。
9月中間連結純利益は、ENEOSホールディングス(HD)が前年同期比31.0%減の1716億円、出光興産は41.3%減の1649億円、コスモエネルギーホールディングス(HD)は62.0%減の360億円だった。原油安を受け、石油製品の販売価格が下落したほか、各社が備蓄する原油の在庫評価益も縮小した。
【時事通信社】
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