- 2023/11/16 掲載
「時間外労働せず」と通告=来月から―スイスポート労組
成田や羽田など国内6空港で航空機の地上誘導などを行っているスイスポートジャパン(大阪府泉佐野市)の労働組合が、会社に対し来月から時間外労働を一切行わないと通告したことが16日、分かった。労組は、組合員の長時間勤務が改善されないことが理由と説明している。
スイスポートジャパンによると、労組には管理職を除いた社員およそ1400人のうち約9割が加盟している。コロナ禍後の航空需要回復に伴い採用を急速に強化した結果、管理職を除いた社員の約6割を入社1年未満の社員が占めるようになった。このため一部の中堅社員に業務が集中し、長時間勤務が常態化しているという。
【時事通信社】 〔写真説明〕スイスポートのロゴマーク(EPA時事)
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