- 2023/11/18 掲載
銀行の資本要件厳格化案、借入コストへの影響軽微=FRB副議長
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は17日、銀行自己資本規制の見直しを巡り、借入コストへの影響は最小限であり、業界の一段の安定につながるとの見解を示した。
ニューヨークで開催された会議での発言で同副議長は、「バーゼル3最終化」の提案では融資よりもむしろトレーディングなどの業務に対する自己資本規制の引き上げに主眼を置いていると述べた。
資本規制強化案に対し、銀行業界は積極的な反対運動を展開。ナショナル・フットボール・リーグの試合中やソーシャルメディア上などで意見広告を流している。
同副議長はこうした反対運動に驚いたとし、政策論争の常識を逸脱していると指摘した。
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