- 2023/11/22 掲載
ステランティス、中国CATLとEV電池生産工場建設へ
[ミラノ 21日 ロイター] - 欧州自動車大手ステランティスと中国の電気自動車(EV)電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は21日、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池用のセルとモジュール供給で仮契約を交わしたと発表した。ステランティスにとって欧州で4カ所目となるEV電池生産工場建設計画となる。割安なEV電池生産で、より手頃な価格のEV生産を目指す。
ステランティスは昨年、中国の広州汽車集団との合弁事業を解消。先月、中国EVメーカーの株式買収契約(16億ドル規模)を発表していた。
ステランティスとCATLは、折半出資で欧州に合弁事業の設立を検討していることも明らかにした。
LFP電池の生産コストは低いものの、電力量はNMC(ニッケル・マンガン・コバルト)電池より劣る。
ステランティスの幹部は合弁事業計画について、CATLとの交渉は続いており、最終決定にはさらに数カ月かかると説明。新たな工場の建設候補地に関する詳細は明らかにしなかった。
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