• 2023/11/22 掲載

午前の日経平均は小反発、内需株に買い 半導体株の一角は安い

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Hiroko Hamada

[東京 22日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比205円87銭高の3万3560円01銭と、小幅に反発した。足元の株高基調でグロース(成長)株が優位となる中、出遅れていた内需株に買いがった。一方、前日に決算を発表した米エヌビディアが時間外取引で値下がりしたことで、半導体関連の一角は弱含みとなった。

日経平均は前営業日比171円安と軟調にスタート。朝方は半導体関連株の下落が目立ち、相場の重しとなった。しかし、次第に下げ幅を縮小しプラス圏に浮上、一時前営業日比239円高の3万3593円50銭まで上昇した。これまで出遅れていたバリュー(割安)株や内需セクターが上昇し、指数を押し上げた。為替の円高進行が一服したことを好感し、自動車株もしっかりだった。

T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、足元の日本株は「循環的な物色がみられる」と指摘。目先、日経平均は「需給面の改善や中国の経済対策への期待感、米金利の上昇余地が乏しいことなどを背景に、3万5000円程度まで上昇する可能性があるのではないか」とみている。

TOPIXはは0.74%高の2385.29ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6256億7800万円だった。東証33業種では、空運、石油・石炭製品以外の31業績が値上がり。パルプ・紙、医薬品、非鉄金属などの上昇が目立った。

個別では、東京エレクトロンが0.6%安、アドバンテストが3%安と軟調。時間外取引でのエヌビディアの下落が重しとなったが「決算内容自体は悪くなかったので、下げは一時的ではないか」(国内証券・ストラテジスト)との見方が聞かれた。

指数寄与度の大きいファーストリテイリングは1.5%高、ソフトバンクグループはほぼ横ばいで推移した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1196銘柄(72%)、値下がりは406銘柄(24%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。

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