• 2025/01/30 掲載

ユーロ圏GDP、第4四半期は前期比横ばい 予想下回る

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Balazs Koranyi

[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した2024年第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比横ばいだった。

個人消費が低迷した。景気の回復が一段と遅れるとの懸念が強まっている。

ロイターがまとめた市場予想は0.1%増だった。ドイツ経済が2年連続でマイナス成長となったことが響いた。

ユーロ圏経済は過去2年間、低迷している。エネルギーコストの上昇で産業が打撃を受けているほか、政府の財政余力も乏しい。家計の貯蓄率は上昇し、消費に悪影響が出ている。

労働市場の軟化や米国との貿易戦争に対する懸念も圧迫要因だ。

ただ、第4・四半期のGDPが予想を下回った背景には、アイルランドが1.3%のマイナス成長となったことがあるとの指摘も出ている。同国はハイテク企業や製薬会社など、多くの多国籍企業が拠点を置いており、GDP統計をゆがめる傾向がある。

ユーロ圏の第4・四半期のGDPは前年同期比では0.9%増。市場予想の1.0%増を下回った。

国別ではドイツとフランスがマイナス成長。イタリアはゼロ成長、スペインは0.8%増だった。

ユーロスタットが同時に発表した24年12月のユーロ圏の失業率は6.3%と、前月の6.2%から悪化した。労働市場の問題が浮き彫りとなった。

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