- 2025/04/10 掲載
東京株、2894円高=過去2番目の上げ幅―米関税一部停止で3万4000円台回復
10日の東京株式市場で、日経平均株価は2894円97銭高の3万4609円00銭で終わった。上げ幅は過去2番目の大きさ。トランプ米大統領が相互関税の一部停止を発表したことを受けて株価は大幅反発、1週間ぶりに3万4000円台を回復した。
トランプ氏が9日、相互関税の上乗せ分について、中国を除く貿易相手国への発動を90日間停止すると表明したことを好感し、米国市場では主要株価指数が軒並み急伸。この流れを引き継ぎ、東京市場ではプライム銘柄の9割超が上昇する全面高の展開となった。
特に最近大きく売られていた電機や機械などの業種で買い戻しが強まり、株価指数を押し上げた。「米政権と交渉する時間的余裕が出てきた」(銀行系証券)との見方から、投資家の不安心理が和らいだ。
【時事通信社】
PR
PR
PR