• 2025/06/18 掲載

米5月の製造業生産、前月比0.1%上昇 関税影響で先行き不透明

ロイター

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[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した5月の製造業生産指数は、前月比0.1%上昇だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.2%上昇。前年同月比では0.5%上昇した。自動車や航空関連が伸びたものの、米政権の高関税措置の影響で先行きには不透明感が強い。

全体の鉱工業生産は0.2%低下。前年同月比では0.6%上昇だった。鉱工業部門の設備稼働率は77.4%と、4月の77.7%から低下。平均水準を2.2%ポイント下回っている。製造業の稼働率は76.7%で横ばい。平均水準を1.5%ポイント下回る状態となった。

トランプ米大統領の関税措置は、原材料の輸入に依存する製造業にとって大きな逆風となっている。製造業は米経済全体の10.2%を占める。鉄鋼とアルミニウムに対する追加関税は50%、自動車・同部品には25%の追加関税が課されている。

製造業のうち、自動車・同部品は前月比4.9%上昇。航空宇宙・輸送機器は1.1%上昇。一方、金属製品、機械、非金属鉱物製品の生産は、いずれも1.0%超低下した。

耐久財は0.4%上昇。非耐久財は0.2%低下。エネルギー関連が3.2%落ち込んだことが響き、非耐久消費財は0.8%低下した。

鉱業は0.1%上昇。前月は0.3%低下していた。公益事業は2.9%低下。電力は3.6%低下した一方、天然ガスは2.7%上昇した。

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