- 2025/04/30 掲載
住宅着工戸数3月は39.1%増、住宅省エネ法改正で駆け込み=国交省
[東京 30日 ロイター] - 国土交通省が30日発表した3月の住宅着工戸数は、前年同月比39.1%増の8万9432戸と、2カ月連続の増加となった。ロイターの予測中央値は前年比1.0%増だった。国交省の担当者によると、4月からの住宅省エネ法改正による、厳格な建築基準導入をにらんで、駆け込みの動きがみられたという。
3月は持家、貸家、分譲住宅がいずれも増加、季節調整済み年率換算値も、34.1%と高い伸びとなった。
住宅着工は、今年1月まで9カ月連続で前年比マイナスが続いていた。
国交省の担当者は3月の伸びについて、法改正に伴う「一時的な特殊要因によるものだろう」と分析。「昨年来、住宅着工の増勢は鈍化しており、資材価格の高騰や長期金利の上昇から、消費者マインドの冷え込みを懸念している」と述べた。
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