• 2025/05/11 掲載

FRB、関税の影響が明確になるまで利下げにコミットすべきでない=セントルイス連銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[パロアルト 9日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は9日、トランプ政権の関税政策が持続的なインフレをもたらすのか、それともさほど深刻ではない一時的な物価調整にとどまるのか明確になるまで、米連邦準備理事会(FRB)は追加利下げにコミットすべきでないと述べた。

ムサレム氏は、スタンフォード大学フーバー研究所が開催した会合向けの講演原稿で、現在、2つのインフレ経路のどちらも確率は同一だとした。「企業が在庫を圧縮し、新たに購入する商品の関税を単発の値上げとして顧客に転嫁するため、インフレ率の上昇は短期的で、そのほとんどが2025年後半に集中する可能性がある」と指摘。ただインフレ高進局面の後であるため「インフレがより持続的になる可能性も同様にある」とした。

「今、関税によるインフレの影響や政策緩和にコミットすることは、インフレの水準や持続性を過小評価する危険性がある。政策転換のタイミングを誤ると、インフレや雇用の面で国民に犠牲を強いることになる」と述べた。

関税措置が維持されてもインフレが短期的にとどまり、インフレ期待が抑制され、経済活動が有意に鈍化した場合は利下げは適切になると語った。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます