- 2025/05/13 掲載
独バイエル、国内農業関連事業を縮小 アジア勢との競争激化で
同社は声明で「これらの措置は、著しい過剰生産能力と、アジアのジェネリックメーカーとの勝つ見込みのない価格競争に対処するために、緊急に必要だ」と説明した。また、規制上の制限と輸出障壁の拡大を理由に「戦略的で革新的な技術」に集中するとした。
具体的には同部門のフランクフルトでの業務を2028年末で終了する。ここでは従業員約500人が除草剤の生産と開発に従事している。該当する事業は売却ないし移転される予定。
ノルトライン・ウェストファーレン州ドルマーゲンの拠点では、ジェネリック農薬が出回っているさまざまな製品の生産を2028年末までに段階的に停止する。それによって従業員約1200人のうち200人程度が影響を受ける。
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