- 2025/05/16 掲載
備蓄米出荷、41%に=供給前倒し要請受け―JA全農
全国農業協同組合連合会(JA全農)は16日、3月までに落札した政府備蓄米19万9270トンのうち、今月15日時点で8万2314トンを卸売業者に出荷したと発表した。出荷比率は前回発表の32%(8日時点)から41%となった。
農林水産省は2日、備蓄米の流通が滞っていることから、JA全農に供給の前倒しを要請。この結果、9日時点で1日当たり2000~3000トンだった出荷ペースは最大4000トン超に拡大したという。JA全農は「最大限速やかな受け渡しに努めている」と説明している。
JA全農によると、15日までに卸売業者から落札量の77%に当たる15万3348トンの出荷依頼を受けた。内訳は、3、4月出荷分が5万5112トン、5月分が7万2404トン、6月分が2万4584トン、7月分が1248トンとなっている。
【時事通信社】 〔写真説明〕倉庫内に保管されている政府の備蓄米=2月18日、埼玉県内
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